ファイナルギヤのオイル交換。
オーナーズマニュアルを見ると交換周期は16000マイル又は2年と書いてある。
え~と、前回の交換したのは・・・いつだったっけ?
距離は16000マイルも走っていないが、少なくとも5年は経っている。時間的にだいぶ超過しているが大丈夫か?
そんな事を心配しながら交換用のギヤオイルの準備。オーナーズマニュアルの指定はSAE 80(API GL-4)で量は200cc。ギヤケースの大きさからしてもっと多く入っても良さそうなものだが、意外と少ない。クルマのデフの1/10以下の量だ。
オイルを買いに近所のナップスに行って物色するが、結局はヤマハ純正のヤマルーブのドライブシャフトオイルに落ち着いた。ヘタに高いオイルを入れてもオイルシールとの相性が悪いとオイル漏れを引き起こす可能性があるので、ここは安心のメーカー純正。何せ古い車両だから。
スペックも「GL-4 歯車油 SAE 80W」なので問題なし。
500ccのボトルなので2回分行けそう。
さて交換作業だが、オイルを抜く前に先ずはフィラーボルト(17mm)を緩める。
理由は二つ。もしもオイルを抜いた後にフィラーボルトが外れない、なんて事になると始末が悪いのと、オイルが抜ける時にエアが吸えるようにするため。
続いてドレンボルト(17mm)を緩める。
ドレンボルトを外すとギヤオイルが出てきた。
ドレンボルトの先端は磁石になっていて、オイル中の鉄粉を吸い寄せている。
鉄粉の量は少なかったので、ピニオンギヤとリングギヤの歯当たりは良さそうだ。
新油の充填はリヤタイヤを回してオイルを馴染ませながらフィラーギリギリまで入れる。
抜けたギヤオイル。
そこそこ汚れてはいるものの、思っていたほど黒くなっていなかった。
作業時間は30分。
ギヤオイル交換後はリヤタイヤの回転が驚くほどスムースに・・・なんて事はなく、何ら変化なし。
2015.09.21