今更ながらETCを付けてみた。
当然ながらETCはアンテナ分離型の四輪用。早い話が家の軽たろーのお下がり。いわゆる自主運用。
世の中、二輪車ETC助成金キャンペーンの最中らしいがダダにはならない。たまにしか使わないETCに金を掛けるのはもったいないからね~。
それにクルマのETC取付けを自分でやっているオイラとしては、二輪用ETC取付けが指定のショップでしかできないのが本当に気に入らない。取付け作業なんて簡単なものなのに、金を払ってまで人様にやってもらう気に到底なれない。
さて、その簡単な取付け作業はと言うと、先ずはETC本体。
物入れスペースの無いVMAXの定番位置のエアクリとクーラントタンクの隙間。
クーラントタンクの固定金具をちょいと曲げて、隙間を増やしてETC本体を格納。
さすがにETC本体が裸のままだと埃が入るのでエアキャップで包んだ。
防塵構造の二輪用ETCと違って無防備な四輪用用ETCはこの辺に気を遣う必要があるが、所詮この程度で十分。位置的に雨が掛かる所ではないので防水については心配無し。
振動にしても車体中央に近い所なので一番振動が少ない場所だと思う。
二輪用ETCは厳密に言うとJIS D1601 自動車部品振動試験方法の第4種。四輪用ETCはトラックでも使えるので一段階緩い第3種のはず。なので四輪用でもソコソコの振動は問題無し。
使用温度については、何と二輪用も四輪用も同じ+85℃。
ETC本体とアンテナをつなぐケーブルが長いのでシートの下で余長処理。
このケーブルは同軸ケーブルなので切り詰められなかった。
電源は元々のヘッドライトの配線から分岐。輸入車のVMAXの場合はスタータボタンを押している間はヘッドライトへの給電をカットする仕組みになっているので、ETCもエンジンスタート中は停止する。電装の弱いVMAXなので少しでも節電しないとね。
アンテナはメーターバイザーの内側(雨よけ)で、尚且つ運転中にLEDのインジケータが見える位置を探したらスピードメーターの上しか無かった。
だがしかし、メーター上部は円弧でアンテナ底面はフラット。そのままでは座りが悪くて両面テープで貼れない。適当な台座は無いものかと色々と物色が、意外と無いんだな、これが。でも無いからと言って諦めません。
無いものは作る。5mm厚の無垢のアルミ板を削って自作した。これでピッタリ。
キーONでETCの起動を確認したら取付け完了。
作業時間は、
・アンテナ台座作成に1時間。
・ETC取付けが1時間。
でもって、ETCを取付けたら使ってみたくなるのが人情ってやつ。用も無いのに近所の高速へGO。
ちょっとドキドキしながら入口のETCゲートに侵入すると・・ゲートオープン!
出口のETCゲートも普通にゲートオープン。
こりゃあ、左ハンドルの四輪と同じくらい二輪のETCは便利だわ。
2016.06.11