寒い日が続くが、たまには火を入れようと思い5分ほど暖気していたら・・Vmaxよ、寒いと小便が近くなるのは分かるが、チビッちゃいかんなぁ。しかも緑色だ。
クーラントタンクの液量は減っていないから常時漏れている訳ではないようだけど、これじゃぁ安心して走れないじゃないか。
漏れ元を辿るとファンスイッチのネジ部からだった。
えっ、ファンスイッチは1年8ヵ月前に「FILE#032 サーモスイッチ交換」で替えたばかりなのに。何で漏れるかなぁ。
とりあえずファンスイッチを外してみよう。
ラジエタキャップを外してスポイトでクーラントを吸い出し、クーラント・マニホールドからクーラントを抜いておく。100ccぐらいかな。これをしないとファンスイッチを緩めた瞬間にクーラントがダダ漏れする。
ファンスイッチを回す工具は24mmスパナ。左側のバイパスホースはスパナを振るのに邪魔なので外してある。24mmのディープソケットがベストなんだろうが、持っていないから・・。
外したファンスイッチ。
ネジ部の根元にはOリングが入っているのだが、若干潰れて変形している。Oリングは潰れる事で気密性を保つから、潰れていること自体は問題無いのだが、寒さのせいでOリングが硬化したのか?
クーラント漏れの原因かどうか定かではないが、Oリングは交換しておこう。
ところが、ヤマハのパーツリストを見るとOリング単品では部品が出てこなくて、ファンスイッチASSYになってしまう。たかがOリングの為にファンスイッチを交換するのはアホらしいので、外したOリングのサイズを測ってネットで調達。
用意したOリングは1種B S14(線径1.5mm / 内径13.5mm)。値段は1個50円もしない。
(本来はクーラント用には5種という規格があるらしい)
念のためファンスイッチを取り付けるクーラントのマニホールド側をチェック。ネジ部にクラックや段付きは無いから大丈夫だろう。
ファンスイッチをキッチ締めて、バイパスホースを差し込んで、抜いたクーラントを入れ直せば作業完了。
この後、50Kmほど走ったがクーラント漏れは無い。これで直ったかな?
作業時間:1時間
2017.02.29