シートバックの表皮がひび割れた。さすがに車齢が23年になるので経年劣化が原因。

このまま放置すると水が染み込んで中のスポンジまで腐ってしまうので表皮を張り替えよう。

 

  • ダメ元で部品検索したら何と純正の表皮が買えるではないか。ヤマハえらい！ 約7,000円と少々高いが迷わず購入。
  • 純正にした理由は見ての通りの一枚物だから。 オークションで社外品が安く出ているが、みんな縫い合わせがあるんだよね。よほどしっかり防水しないと縫い目から水が染みるから、シートは一枚物がベスト。
  • 張替えの為にシートバックをバラし始めたら、早速問題発生。 シートサイドを留めているネジが錆で固着していたので力任せに緩めたらシートベースの黒いプラスチックに鋳込んである板ナットがプラスチックを割って出てきてしまった・・。
  • シートサイドのネジは後で考えるとして、表皮を留めているタッカーの針をマイナスドライバーとラジペンで外す。
  • さて、シートサイドの割れはどうやって直そうかなぁ。 幸い、割れた破片もあるので・・・
  • プラリペアで補修。プラリペアはめちゃくちゃ硬くなるから、何とかなるかな。
  • 張替に使う道具はタッカーだけ。20年以上前に買ったものだが、今だ現役。まぁ使う機会は10年に一回ぐらいっていうのもあるけど、ちゃんとした道具は長持ちする。
  • さあ、新しい表皮を張って行こう。
  • シワが出来ない様にあっちを引っ張り、こっちを引っ張りしながら表皮の位置を決めてタッカーでバチン。コツはセンターから留めて行く事。純正表皮にはちゃんとセンターマークが付いている。
  • あとは、タッカーの連打。純正と同じぐらいの数の針を打ったけど、黒いシートベースはよくある白いシートベースに比べて硬いようで、タッカーの針が負ける事が多々あった。
  • そんなこんなでシートバック完成。純正表皮だけあってシワもなく上々の出来。
  • 比べてみれば、今までの表皮はずいぶんと硬化していたのね。 そうなると、シート本体も気になるところだが、破れてないからなー。悩みどころ。

作業時間は3時間。

 

2019.04.27

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