Blues Mobile Project FILE#102 パックリ

寿命って、こんなものなのかなぁ?

ステアリングのカップリングのオレンジ色のシールがパックリ裂けた。

このシールはFILE #014で新品に交換しているのだが、4年間しか持たなかった・・・。

しかたない、また交換するか。


早速ステアリングシャフトの取り外し。


カップリンクの中にはグリスが詰めてあるから、シールが裂けるとグリスが流れ出てしまうんだよね~。だからこのシールが裂けたら早めに交換しないとね。


外したステアリングシャフトを更に分解。


ステアリングシャフトの分解完了。


交換用の新品キット。

交換するのはオレンジ色のシールだけなんだけど、シール単品でもキットでも値段がたいして変わらないからキットで買ってしまう。


新品シールをステアリングシャフトに装着するのに、ステアリングシャフト先端のピンが邪魔になるので抜いてしまおう。ピンは圧入だから万力を使って押し出す。


こんな風にステアリングシャフトにシールを通したら、新品キットに入っているピンを打ち直し。


ピンには、シューとスプリングを取付けるが、シューもスプリングも新品キットに入っているので、それに交換。

こんな風に組付けた状態でカップリング・ボデイに挿入する。


続いてカップリング・ボデイ側の準備。

カップリング・ボデイはグリスで満たすのだが、先ずはカップリング・ボデイの奥の方ににグリスを少々入れておく。


カップリング・ボデイにステアリングシャフトを挿入したら、カップリング・ボデイいっぱいにグリスを充填。


ここからが難関のシールのカバーの取り付け。

単にカバーのツメを折り曲げるだけのだが、ツメを曲げる際にカバーがズレてしまったり、浮いたりするのでかなりイライラする。

なので、カバーが動かないようにクランプで固定する。


ツメを折り曲げてカバー装着完了。

仕上げにステアリングシャフトの抜け防止のピンを打ち込む。


ステアリングシャフト完成。


ステアリングシャフトを車体側に取付けて作業完了。

こんどのシールは何年もつかなぁ。

作業時間は3時間。


2011.04.02


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