あ~何とかエアコンを復活させたい。
これから夏を迎えるので、やっぱりエアコンは動いた方がいいに決まってる。
でも、オイラのMONACOのファクトリー・エアコンは、買った当初から空調スイッチをACにしてもコンプレッサーのクラッチが入らない。
それにエンジン載せ替えの時にエアコンガスのラインを外しているから、ガスは全く入っていない状態。
はたして、ガスを充填すればエアコンが効くようになるだろうか???
ガスを入れる前に、エアコンラインでガス漏れしているかどうか、真空引きしてみよう。
マニホール・ゲージを繋いでと。あっ、当然MONACOのエアコンはR12タイプ。
マニホール・ゲージのホースの繋ぎ先はコンプレッサの前と後ろ。
前が高圧(Discharge)で、後ろが低圧(Suction)。
真空ポンプのスイッチをONするとゲージはマイナス側に振れるものの、真空ポンプを止めると1分も持たずにゲージがゼロに戻る.
あ~あ、ラインのどこかで漏れてるよ。
この時点でガス充填のみでのエアコン復活の夢は潰えた・・・。
いったいどこで漏れているんだ。
真空ポンプをONしていると、微かに「シュー」という音が聞こえる。
音源を捜すと、コンデンサのインレットのフィッティング周辺から音が出ている。
フィッティングから吸い込んでいるのか?
フィッティングならOリング交換で直るかも。なんて想像が脳裏をかすめる。
しかし、フッティングのナットの周囲を指で触ったが音の変化は無い。
ナットを増し締めしてみたが、やはり音の変化は無い。
フッティングから漏れてるんじゃないのかなぁ。でも音源は確かにこの辺なのだが・・・。
音源を求めてコンデンサ側のナット固定用の鉄板を外してみた。
ナットの裏のチューブとの継ぎ目を指で触ると音が変わる。
原因はココか!
ナットとチューブとの継ぎ目をよ~く見て盛ると、あっ亀裂が入ってる。
コレだけパックリいってたらアウトだよ。ガス充填以前の問題だ。
でも、どうやって直そう。
コンデンサ丸ごと新品に交換するか、亀裂部分をロウ付けし直すか。
でも素材がアルミっぽいからロウ付けじゃなくてアルミ溶接かな。
それともダメ元で金属パテでも盛ってみるかなぁ・・・。
やっぱりエアコンの道のりは遠いなぁ・・・。
2011.06.20