今回の材料はリヤショック。
MONROEのMAX-AIR。
あれ、最近のMAX-AIRって黒色なの?白色じゃないんだ。
キャデラックの時に買ったMAX-AIRは白かったのに。
コイツの特徴は何と言ってもショック本体に付いてるエアバッグ。
エアを加圧することでショック自体がエア・スプリングの役目をする。
本来は荷物なんかを積んで尻下がりになった車体を水平に戻すために使うのだが、オイラのMONACOの場合は若干ヘタリ気味のリヤの板バネをコイツでヘルプしてやろうって言う計画。
さっそく交換作業開始。
リヤショックは「FILE #81 足腰強化 -その5-」で一度交換しているから、今回は2回目の作業。
2回目ともなれば作業は手馴れたもの。ジャッキアップも含めて40分で左右両方のショックの取外し完了。
念のため MAX-AIR の寸法をチェック。
ショックが縮みきった時の全長は旧ショックと同じ。
待てよ、確か青い方のショックって、取り付けた時には、いくら縮めても手を放すと内圧で勝手に伸びたのだが、今は縮んだきりで伸びてこない。早くもヘタった???
まあ、交換してしまうからどうでも良いのだけど。
次にショックが最大に伸びた時の寸法をチェックしたいのだが、素手で引っ張っても硬くて伸びない。
そこでエア圧を掛けてショックを伸ばす作戦に変更。
そのためにエアチューブを接続。
コンプレッサを回してエアを入れたら、ニョキニョキとショックが伸びきった。
目いっぱい伸びた時の寸法も旧ショックと同じ。
寸法は問題なし。
続いて、ショックを車体に取付け。
MAX-AIRのアウターケースは旧ショックに比べて太いが、フレームに干渉することもなく取り付け完了。
あとはブラブラしているエアチューブをトランク内に引き込まなきゃ。
エアコンプレッサはトランクに置く予定なのでね。
トランクのフロアにチューブを通すための穴を開けようと考えていたが、ちょうど良い所にラバーのグロメットを発見!
グロメットを外したら直径1cmぐらいの穴。まるでココにチューブを通してくれって言わんばかりの穴なので、遠慮なく使わせてもらった。
チューブが鉄板に擦れるて破断しないように、グロメットに少々切れ込みを入れてチューブを通した。
トランクに引き込んだチューブは、T分岐(兼エア・バルブ)につなげた。
ちなみにMAX-AIRに付いてくるT分岐は1個で、説明書でもT分岐の左右に両ショックのチューブを接続する様に書いてあるのだがが、説明書通りにしても面白くないので、左右のチューブの間に2個のT分岐を付けた。
エアコンプレッサはアストロ・プロダクツで買ったタイヤの空気入れ用の物を、とりあえず接続。
2個のT分岐(兼エア・バルブ)は、こんな具合につないでいる。
1個目のT分岐のエア・バルブはコンプレッサのチューブをつなきっぱなし。
2個目のT分岐のエア・バルブはエアが入り過ぎた時に排気するためバルブ。
説明書通りにT分岐(兼エア・バルブ)を1個しか使わない場合、排気の度にコンプレッサのチューブを外す事になってしまい、面倒なのでね。
こんな事をしなくても、コンプレッサのコントロールキットを付ければ車内で加圧と排気ができるようになるのは分かってるのだけど、車高を上げ下げして遊ぶ訳ではないので、しばらくはこれで様子見だな。
で、試しにエアを60psi入れて走ってみたのだが、乗り心地がすごく硬くなった。
少しエアを抜いて45~50psiがちょうど良い感じ。
まあ、ベストな設定はこれからじっくり探して行こう。
作業時間は2.5時間。
2011.12.25