コレはスピードメーターのケーブル。
MONACOのスピードメーターは昔ながらのケーブル式なんだけど、クルマの走り出しでスピードメーターの針のツキが悪い。
クルマが動き出しても20MPHぐらいまでの間は、針はゼロを指したままで、それを越えるといきなりピョコンと針が上がる。
はてさて、メーターが悪いのか?それともスピードメーター・ケーブルが悪いのか?
原因が特定できないので、とりあえずケーブルをチェックしてみよう。
外したケーブルは外皮のチューブに曲げ癖が付いていてしまっていて、真っ直ぐにならない。
まぁ、30年以上も同じ曲げ状態だったので仕方ないが。
外皮をチェックしてみると、チューブは硬化していてパリパリ。
おまけに一箇所、外皮のチューブが剥がれて芯が露出している。
こりゃあ、部品交換しないとダメだな。
とりあえずチェックは続行。
曲げ癖が付いているものの、スピードメーターケーブルの芯線は指でも回せる。
う~ん、スピードメーター・ケーブルが原因じゃないのかな?
まあ、せっかくスピードメーター・ケーブルを外したので、ダメもとでに注油でもしておくか。
注油の為に芯線を引き抜いてしまおう。
芯線を引き抜いたら、ケーブルの片方に漏斗を付けてATFを注入。
本当は専用のオイルがあるらしいのだが・・・。
反対側からATFが出てきたら注油完了。
芯線を元に戻して、軽く回る事を確認したら、ケーブルを車体に取付け。
この後、実際に走ってみたが、相変わらずスピードメーターの針のツキは悪い。
原因はメーター本体か・・・?。
2012.02.05