Blues Mobile Project FILE#124 センダ解体ショー

FILE#123 プレッシャーに負けた」で外したオイルプレッシャーのセンダーをバラしてみよう。


オイルプレッシャーのセンダーは、油圧に応じて電気抵抗を変えている、って事は判ってるのだが、

その中身はいったいとうなっているんだろう?

どういう壊れ方をしたんだろう?

外見からでは判らないので、かなり興味津々。


さてどうやって、バラそう。

ケース下側がカシメめてあるので、そこにマイナスドライバーを叩き込んで、起こす。


ネジを引っったら、下側がポロッっと外れた。

ケースの大きさからして、もっとギッシリ中身が詰まっているものと思たけんだけど、意外とスカスカ。


ふ~ん、こんな仕組みだったんだ。

メカニカルと言うか、原始的と言うか・・・単なる摺動抵抗。


おっと、摺動抵抗の巻き線の一部が破断している。

これが油圧計が振り切った原因だ。

よ~く見ると接点が舐める所だけ巻き線が潰れて細くなっている。

巻き線の上を接点が常に動いているから、その摩擦で巻き線が徐々に削られて、最終的に巻き線が切れたって事か・・・。

この構造だと新品に交換したセンダーも何れ同じように壊れる。

センダーは消耗品だな。


2012.04.09


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