たまにはデスビ・キャップでも点検するか、と思ってプラグ・ワイヤを抜いたら、
4番コードのコンタクトが緑青を吹いている。
あれれ・・・、ほかの7本はピカピカなのに、なぜに4番コードだけ???
しかも、コンタクトをイジっていたらポロリとコンタクトが割れた。あ~あ。
ちなみにプラグ・ワイヤはMSD製なんだけどね。
プラグ・ワイヤが緑青を吹いているとなると・・・思った通りデスビ・キャップも4番だけ緑青を吹いている。どこから水が入ったのかなあ~。
緑青の原因は分からないが、デスビ・キャップは交換だ。
でもって、デスビ・キャップを外したら、どうした事かデスビのポールピースもサビサビ。
普通ポールピースはサビないだろ。
サビていても点火しない訳じゃないからデスビはそのままにしようかな~。
あっ、待てよ、確か予備のデスビがあったはず。
部品棚を探したら出てきたよ、4年前にオーバーホールして、そのまま仕舞ってあったデスビが。
(詳しくは FILE# 40 デスビ解体ショー)
部品があるなら交換してしまおう。って事でサビたデスビ(右側)を速攻で取り外し。
左側のオーバーホール後4年間放置していたデスビのポールピースはサビていない。
普通、こうだよな。
オーバーホールしたデスビは、エンジンに取り付ける前にマグネット・ピックアップと
ポールピースのギャップを再調整。
ギャップは0.2mmが規定値で、0.3mmだと広すぎ。意外とシビア。
オイラは0.2mm厚のタミヤのプラ板を使って調整。
ギャップ調整が済んだら、デスビをエンジンに取り付け。
デスビ・キャップとロータは新品の予備を持っていたので、それに交換。
プラグ・ワイヤも緊急用としてトランクに積んであった、7mmの物にとりあえず交換。
このあと点火時期を調整して、ひとまず修理完了。
作業時間は1.5時間。
プラグ・ワイヤをまた手配しないといけないが、オイラのMonacoはMSD6Aを搭載しているから相性を考えれば、やっぱり次のプラグ・ワイヤもMSD製だよなあ。
2013.01.11