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前回のキャブのオーバーホールの時に作ったフューエルラインの曲げ具合がいまいち気に入らなかったから、もう一回やり直し。
今度はオリジナルのフューエルラインが外してあるから、現物合わせしながら焦らずじっくり無垢のパイプを曲げていく。
パイプを曲げてからフレア工具が入るギリギリの長さにパイプを切って、一発勝負のダブル・フレア加工。
前回は先にダブル・フレア加工してからパイプを曲げたのだが、そうするとパイプを曲げる時にフレアナットを逃げてパイプ・ベンダーを当てるから、どうしてもフレアナットのすぐ後ろでパイプを曲げられなくて、なんかパイプが間延びしてかっこ悪いんだわ。
この前作ったフューエルラインの取り外し。
ほらね、フレアナットの後ろのパイプが間延びしてかっこ悪。
作り直したフューエルラインを取り付けてみたら、曲げ具合が微妙に合わなくて
オルタネータのステーに当たるので修正。
ちゃんと曲げたつもりだったのになぁ・・。
似て非なるフューエルラインが3本。
左から順に初回作品、オリジナル、作り直したもの。
作り直したフューエルラインを取り付け完了。
フレアナットからのガソリン漏れなし。
フューエルラインはエンジンオイルのディップ・スティックとウォーター・ポンプの間を通って、オルタネータを回り込んでフューエル・フィルタにつながる。
こんな狭い所を通しているが、パイプはエンジン・ブロックやオルタネータとかにコスれていない。
我ながら会心の出来だ。
本日の教訓「細工は流流、仕上げは・・・自己満足」
作業時間は・・・
フューエルラインの事前作成に1時間。
交換作業が1時間。
2014.02.22
おまけ・・
今回使ったフレアナット・レンチ。メーカーは違うが2本とも9/16と1/2のコンビ。
キャブ側のフィッティングが9/16インチで、フューエルライン側のフィッティングが1/2インチだから、どうしても2本必要なんだけど、冷静に考えると同じサイズのレンチって2本買わないよな普通。しかもフレアナット・レンチだから普段使わないし。