久々のMonacoイジリはデフオイルの交換。
デフカバーからオイルが滲んでるんだなぁ。前回の交換のときにしっかりシールしたつもりなんだけど・・・。
前回の交換から1年10ヵ月しか経っていないし、オーナーズマニュアルにはデフオイルは交換不要って書いてあるんだけど、仕方ない、もう一回デフカバーを開けてシールし直そう。もうすぐ車検もある事だし。
早速クルマに潜ってデフカバー外し。
ボルトを外してもデフカバーはしっかり張り付いていて剥がれない。マイナスドライバーで少しずつコジって剥がしていくと特有の匂いと共にデフオイルがラターっと出て来る。
デフカバーは外れたが、デフのフランジにはガスケットの残骸が張り付いたまま。
カバーにもガスケットが張り付いたまま。
結構しっかりシールされているように思えるのだが、なぜオイルが滲んだのだろう?
デフのフランジに残ったガスケットをスクレーパーでこそぎ取ったらワイヤーブラシでこすって液体ガスケットの残骸をきれいに落として、更にオイルストーンでさらってガスケットの接触面を念入りに掃除。
デフカバーも接触面を念入りに掃除。
新品ガスケットは安心のFEL-PRO。
そして今回初めて使う液体ガスケットはPEP BOYSで買ってきたPermatxのULTRA BLACK。
「Maximum Oil Resistance」と謳っているので期待できそう。
ちなみにPermatxの液体ガスケット日本でも売っているが、米国だと日本の半額。お土産にちょうど良いかも。
そのULTRA BLACKをガスケットのデフカバーに当てる面にキッチリ塗布。
ひっくり返す様にしてガスケットをデフカバーに載せたら、デフに当てる面にもULTRA BLACKをキッチリ塗布。
デフカバーをそーっとデフに当てて、すかざずボルトを差し込む。
ボルトの締め方はセオリー通り対角線の順。一気に締め込まず、先ずは規定トルクの1/3ですべてのボルトを締め、次に1/2のトルクで締め上げ、最後に規定トルクの27.1N.mで本締め。
ガスケットの硬化が始まるまで30分ほど休憩。
その間に排出したデフオイルのチェック。前回の交換ではオイルが金属粉でキラキラしていたが、今回オイルはキラキラしていない。
まぁ、前回の交換から1,200Kmしか走っていないからね。
ちなみにサービスマニュアルでデフオイルの交換サイクルを確認したら・・交換不要って書いてある。本当かよ?
さて、新油の準備でもしようか。
今回はいつものKendallが入手できなかたのでCastrolのAXLE リミテッドスリップ 90 にした。
API GL-5でSAE 90のシングルグレードオイルはMonacoの指定油スペックにドンピシャ。
そしてオイラの好きな鉱物油。
昔ながらの1L缶なので注ぎ口は無い。そんな時は貫通ドライバーをハンマーで叩いて注ぎ口と吸気口を開ける。
デフへのオイル充填はオイルサクションを使うべきなのだが、面倒臭いからフィラーに漏斗を突っ込んで流し込んだ。これだと粘度の高いデフオイルでもあっと言う間に充填できる。
仕様だとデフオイルの量は2.1リッターなので3缶用意したのだが、2缶入れた所で規定の油面高になってしまった。
エンジンオイルもそうだが、デフオイルも入れ過ぎは厳禁。
あ~1缶余ってしまった。
デフの方はフィラープラグにシールテープを巻いて締め込で作業完了。
これで問題のオイル滲み直るハズ!?
しばらくのあいだは様子見だな。
作業時間は3時間
2015.10.18