前から気になっていたパワステ・ポンプのベルトのズレ。
パワステ・ポンプ自体が少し斜めになっていて、パワステ・ポンプのプーリーが他のプーリーと一直線上に並んでいない。
そもそも、ポンプ本体の前面に取り付けてあるブラケットの形状が少々おかしい。
ブラケットは3本のボルトでポンプ本体に取り付けるはずなのだが、1本しか入らない。どうやってもブラケットの穴とポンプ本体の穴が合わない。
エンジン載せ替えをお願いしたYSMエンジアリングからも
「このブラケット、違うクルマのものを無理やり付けているんじゃない?」
と言われていた。
パワステ・ポンプを固定するブラケットは、ポンプ前面と背面それぞれ2枚の計4枚のプレス板で構成されていて、それぞれにパーツ番号があるのだが、クライスラーからのパーツ供給は既に終了。
でも、そこはアメ車。社外品(Hoffman's Winners Circle製)だが、ブラケット・キットが出ている。早速eBayで調達。Year Oneでも売っているがHandling Chargeが高くつきそうなのでね。
で、調達したブラケット・キットの中身がコレ。
社外品だけど造りは非常に良い。断面とか曲げ加工の精度とか。もしかすると純正品より上かも。
一目瞭然だが、上側がリプロ品で下側が今まで付いていたブラケット。やっぱり形状が違う。
リプロ品のボルト穴はポンプ本体のネジ位置とドンピシャ。
1番大きいブラケットだけ組み替えたら、ベルトラインがバッチリ出た。
こういう所がちゃんとなっていると、精神的に実によろしい。
でも交換してないブラケットがあと3枚。う~ん、残りのブラケット3枚を交換するにはパワステ・ポンプを一度取り外さないとならないし、当初のベルトライン出しの目的が達成できてしまったし、今日はここまでにしようっと。残りは・・・そのうち交換。