最近、夕暮れが早いので、何気なくライトを点けたら、前の車の車体に映り込むライト光が1個しかない。
降りて確認したらパッセンジャー側のロービームが切れていた。
あ~あ、ライト交換だ。夜はほとんど乗らないが、球切れしたままでは、さすがにマズい。
左側の切れた球は黒ずんでる。
交換作業は実に簡単。ベゼルを外すとライト全体がポロッと出てくる。裏側のコネクタを外せば、ライトが外れる。
この年代のライトは「シールドビーム」と呼ばれるライト全体が一つの電球になっているタイプなので、球切れしたらライト丸ごと交換。
「シールドビーム」は世界的にサイズが決まっている電球で、丸型と角型がある。ひと昔前はどのクルマもみんな「シールドビーム」だったので、多くの電球メーカーが製造していたが、今や「シールドビーム」のクルマなんて無いんで、新品が手に入るのだろうか・・・?
最悪は「シールドビーム」とサイズ互換のあるH4タイプのライト(バルブだけ交換できるタイプ)に交換かな~などと思いながらも、某オークションで左右Hi/Loの一式4個の「シールドビーム」を難なくゲット。
上段の4個が新品、下段の4個が外したもの。
でも、なぜ4個とも換えるのかって?
実は今装着しているライトは4個ともMONACOが本国にあった時から付いていたもの。本国って事はアメリカの右側通行用のライトなので、これを機に全部左側通行用のライトに交換しようと思ってね。
えっ、右側通行用と左側通行用で何が違うのかって?
光が広がる方向が微妙に違うんだなこれが。ヘッドライトってヤツは対向車が眩しくないよう、対向車線側に光が広がらない様にレンズカットしてあるんだわ。
だから本国ライトだと右側に広がる光がカットされないので日本の道では対向車が眩しいんだわ。
さてと、外したライトに代わって新しいライトをコネクタに挿して、ライトにベゼルを被せてネジで固定してと・・・「パキン」っていやな音。
ベゼルを固定する金具がもげた。スポット溶接が剥がれている。どうしよう・・・。
再溶接?・・溶接機が無い。エポキシ接着剤?・・テンションが掛かるから強度が足りなさそう。
そうだ!アレで留めよう。
まずはベゼル本体と外れた金具の両方にドリルで穴を開けて・・
穴位置を合わせながらベゼル本体と金具を重ね、リベット一発。
ライト交換自体は+ドライバー1本あれば出来る簡単な作業だが、こんな所で手間が掛かる。
ベゼルの内側にリベットの頭がちょいと出っ張っているがベゼルのサイズが元々ユルイので、ライトの固定に問題なし。
おっといけない、肝心の点灯を確認しなきゃ。はい、点灯OK。