基本中の基本、エンジンオイルの交換。でも実は・・・Monacoでは初めて。
いかんせん、普段は乗らないのでエンジン載せ替え後の走行距離は未だ僅か100マイル。本当なら500マイルで初回オイル交換なのだが、オイルを入れて半年以上経ってしまっているので、ここらで交換。
まずはジャッキアップ+リジットラック。
えっ、エンジンオイルの交換ならフロントだけ上げれば十分だろう、何で四輪とも浮かしていてるのかって。
本当はATFも交換しようと思って作業開始したのだが、ATFは面倒になってしまってね・・・。
ハイ、まずはドレンからオイルを抜いて。
お~、100マイルでも黒いね。金属粒子みたいなものが混ざってキラキラしている。さすがリビルトエンジンだけの事はあるなぁ。って妙に感心。
今回のオイルはシェブロンの10W-30。標準的な硬さの化学合成オイル。設計の古いエンジンなので鉱物油で十分だけど、近所のコストコに鉱物系10W-30か無かったから。
もちろんフィルターも交換。WIX社(よく知らないメーカー)製。
フィルターレンチはキャデラックと同じサイズだった。
フィルターには予め新油を入れてOリングにオイルを塗ったら、トーションバーやらエキパイやらの隙間を通して新油がこぼれない様に注意しながらシリンダーブロックに取り付け。
こりゃあキャデラック(シボレー350)よりやり難いなぁ。キャデラックはフィルター自体が真下に向いていたし、周囲に邪魔な物も無かった。
フィルターの締め付けは工具を使わず素手でギュっと回すだけ。それでもきっと次に外す時はフィルターレンチを使わないと緩まないと思う。
フィルター交換が済んだらフィラーから新油を注入。
アメリカのオイルメーカーが使っている1クォートのボトルって、いかにも「オイルそそぎ易いです」って形をしているから直接フィラーに当てたくなるが、ほとんどの場合、ボトルが周囲の部品にぶつかってオイルをこぼす羽目に合う。
なのでオイラはいつもスペシャルツールを使う。そのスペシャルツールとは・・・折込広告を三角錐状に丸めてフィラーに突っ込んだだけの自作漏斗。ツルツルでチョット厚めの広告で作るのがミソ。
自作漏斗は口径が大きいのでオイルをサクサク流し込める。
MONACOのエンジンオイル量はってーと、フィルターを交換した場合、5クォート(44.7リッター)。
日本のオイルで一般的な4L缶と1L缶でオイルを買ってしまうと、300ccほど新油が残ってしまう計算だが、シェブロンの様な1クォートボトルなら、5本を綺麗に使い切って余りオイル無し。要は、アメ車にはアメリカのオイルを使えって事だよ。