Blues Mobile Project FILE#051 足腰強化 -その1-

デフのO/Hが完了してからというもの本当に調子良く走る。高速道路もへっちゃら。

80Km/hぐらいで流していると、フルサイズ特有のフワフワしてモーターボートにでも乗っているかの様な乗り心地は最高なんだけど、踏み込めない領域がある。 ・・・・それは首都高。

カーブがきつい割りに流れが速いんだよね。タンクローリーが横転炎上した熊野町ジャンクションみたいな直角コーナーでも皆カッとんでくからね~。

いまのMONACOの足腰じゃあ、カーブがきついとスピード出せないから他車の邪魔になるんだよね。

そんなMONACOを首都高でも走れるように、足腰の強化だ!


手始めは、タイヤ。

MONACOの新車時のオリジナルサイズは「G78-15」。何だ?このサイズ記号は???

調べてみると、「G」はタイヤ幅、「78」は扁平率、「15」はホイル径だった。

現在のタイヤサイズに換算すると、「215/70-15」。

で、オイラのMONACOが今履いているのは「215/75R15」。もらい物のUNIROYALのオールシーズン・タイヤ。

日本車で「215」なら、そんなに細いタイヤには思えないけど、フルサイズのMONACOだと心許ない。

車重も2トン超だし、225は欲しいところ。


フェンダーとタイヤのスキ間もスカスカだから225以上でも問題無いと思うのだが、今の鉄ホイルはたぶん「6J」。タイヤを太くするにはホイルをもっと幅広リムの物に交換する必要があるな。

しかし、 Blues Mobileは純正の鉄ホイルがお約束だから、そのイメージを壊さないためにはMopar純正タイプのデザインの幅広鉄ホイルがベスト。

実際、SummitとかでMopar用の8J、10Jの鉄ホイルが$100以下で売ってるんだけど、鉄ホイルは重いから送料込みで考えると結構いい値段になってしまうんだよね~。


さて、どうするか・・。

思いきって、ピカピカのアルミホイルにでもするか?・・それは論外だろう。

じゃあ、日本で流通しているいるアメ車も履ける鉄ホイルは・・? そうだ、DAYTONAがあるじゃないか。

つや消し黒に塗ってしまえば見た目も何とかなるかな。


そうと決まれば、ホイル・サイズを決めるためにホイル・マッチングを調べて・・・。どうやって調べるんだ?

Monacoが載ってるマッチング表なんてあるわけないだろ。


実測したり、ネットで調べたりした結果、

・リム幅:8J

・バック・スペース:5インチ以下(アメ車の場合はホイルのオフセットではなく、バック・スペースが一般的)なら前後輪が同じサイズのホイルで行けそう。


ホイル径は今と同じ15インチ?

タイヤ幅が225以上で15インチってタイヤの種類が極端に少ないんだな。極端な話しメジャーなタイヤだとBF GoodrichのRadial TAぐらいしか無い。あとは良く知らないメーカーのものが2、3種類。

う~ん、タイヤの選択肢の多さを考えるとホイル径をアップするしかないか。ただ大径ホイル+ロープロ・タイヤじゃMONACOに似合わないだろうから、16インチに決定。


ホイルの調達はオークションだね。どうせペイントする予定だから中古で十分って事で。


早速Getしたホイルは16インチ、8Jでバック・スペースが4-1/2インチ。ちなみにP.C.Dは114.3の5穴。

とりあえずホイルをMONACOに試着。計算上では問題ないホイル・サイズだけど、実際に当たる所がないかチェックしないとね。


まずはフロント。

程よい深リムで、いい雰囲気。でもやっぱ、8Jは太いわ。


キャリパーに当たる事もなく、ローターとホイルのスキ間も、まあ良し。

これが20インチとかになるとローターが小さく見えて格好悪いんだな。


内側もOK。アーム類にも当たってない。


次はリヤ。

結構ツライチ。タイヤのふくらみを考えるとフェンダーのミミとの隙間がギリギリかな。


実は、オイラのMONACOはボディに対してリヤ・アクスルが助手席側に1センチほどズレている。

なので、タイヤ・ハウス内のスペースが少ない助手席側の方でチェックしないと。

ちなみにリヤ・アクスルが左右にズレているのはアメ車の常だから、左右両方のスペースを測らないとホイル・サイズが割り出せないよ。


リヤの内側はまだまだ余裕あり。あと1インチぐらいは大丈夫そう。

ホイルは問題無いことが確認できたから、次はタイヤだ。

225? 235?はたまた245? 思い切って275?


足腰強化 -その2-へ続く・・。



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