いつもの様にエンジンを掛け、クルマを動かしだしたらアレレ!燃料ゲージの針がグングン下がってく。
尋常な減り方ではない。残量警告灯もチカチカ。
やばい、燃料漏れか!?
慌てず騒がず、すぐにクルマを止め、エンジンを切ってボンネットをオープン。
キャブ、フュエルポンプ周りに異常なし。
車体の下をの地面にも液体が垂れた跡は無い。
クルマを一周したがガソリン臭もしない・・・??。
もう一度イグニッションをONにしたら、燃料ゲージの針は1/4の位置まで上がっている。でもね、燃料はほぼ満タンなんだよね。
あ~こりゃ、燃料漏れじゃなくて、燃料ゲージの故障だな。
さてさて、どこが壊れたのかね~。
MONACOの回路図を引っ張り出してみると・・・すごく簡単な回路。
VOLTAGE LIMITERで+5Vの定電圧を作って、SENDING UNITの可変抵抗を流れる電流をFUEL GAGEで測定しているだけ。
簡単な回路だけど、SENDING UNIT故障だけは勘弁して欲しいな~。タンクを下ろさないと外せないからさ。
本当はちゃんと各部品の電圧を測って、どこが故障しているか確認すべきなんだけど、一か八かVOLTAGE LIMITER交換に掛けてみよう。仮に壊れていなくても、交換しておえば当分の間は安心できるし。
そのVOLTAGE LIMITER はどこに付いてるかって言うと・・・、メーター裏。
MONACOの場合、メーターを外さなくてもダッシュボ-ドの天板を外せばメーター裏にアクセスできるから、部品交換は簡単。
左が今まで付いていたVOLTAGE LIMITER。 右は交換用の新品。ACデルコ製。
箱に「GM#」がプリントされてるって事はGMでも同じ部品を使ってるのか~、なんて変に関心。
しか~し・・・、VOLTAGE LIMITERを交換しても燃料ゲージの針は1/4までしか上がらず・・・トホ。
一か八か作戦はものの見事に玉砕。まあ、こんな事もあるさ。
あ~あ、原因はSENDING UNITかな~???
ちゃん原因調べようっと。日を改めてね。