今年も暑い夏が来るぞ~。
って事で、熱に弱い電子部品の予防交換。
74年型のMonacoに電子部品が付いているのかって?・・・それが付いているんです。
写真の「ELECTORNIC IGNITION」ってラベルが貼ってある黒い部品。いわゆるトランジスタ点火のトランジスタ・モジュール。まあ、電子部品って言っても単なるパワー・トランジスタなんだけどね。
金色の放熱板に付いている丸い部品がトランジスタ本体。
メカニカルなポイント点火に代わるものって事で、35年前としては画期的な電子部品だったんよ。
ハイ、もうトランジスタ・モジュールは外れてます。ネジ2本とコネクタ1個を外ずすだけなんで、簡単。
外したトランジスタ・モジュールは・・・毎度汚いね。
でもこれ純正品だよ、もしかして新車時からのオリジナル?
もしもそうなら、今までの35年間、よくぞ動いていたものだ。
で、外したトランジスタ・モジュールは壊れた訳ではないので予備パーツとして取っておこう。
こっちは交換用に用意した新品トランジスタ・モジュール。
アメ車の常で色々な会社から交換用の社外品が出ているが、無難にAC Delcoを選んだ。
トランジスタ・モジュールを取り付ける前に、コネクタは接点復活剤で掃除。
ついでと言っては何だが、トランジスタ・モジュールをオーダーするきにバラスト・レジスタも頼んだので、それも交換。
こっちも AC Delco製。
AC Delco=GM部品ってイメージがあるけど、クライスラー向けの部品も作ってるんよ。
トランジスタ・モジュールとバラスト・レジスタを取付けたら作業完了。
所要時間は、掃除込みで30分程度。
作業完了後は、エンジンを始動してチェック。
普通にエンジン掛かるし、普通に吹けあがる。何も変わりません。
・・・・当たり前か。
しかし、GMもクライスラーも破産したわけだが、部品供給はどうなるんだろう??
いくら社外品が沢山あるからって言っても、潰れる部品メーカーもでるんだろうな。
2009.07.05