アメ車の定番、MSDの導入に踏み切った。円高万歳!
調達したのは一番オーソドックスなMSD 6A。
レブ・リミッターの付いた6ALもあるが、全開くれる乗り方はしないので6Aで十分。
ただ、6Aにはラバー・マウント(MSD #3823)が添付されていないので個別にオーダー。
MSDの説明書に「プラグ・ワイヤはスパイラル・コアじゃなきゃダメ」とあったので、プラグ・ワイヤ・セット8.5mm SUPER CONDUCTOR WIRES(MSD #31309)も購入。
ここまで来ると勢いってヤツで、BLASTER 2 COIL(MSD #8202)も購入。
MSD 6Aにご対面。取付けに必要な圧着端子やらエレクトロタップなんかも同根されてた。
SUPER CONDUCTOR WIREの中身。プラグ・ワイヤが8本とコイル用のセンター・コードが1本。
プラグ・ワイヤは自分で長さを合わせてカットするタイプかと思っていたら、ちゃんとクライスラーの360用に長さ調整済みの完成コードだった。
取付け作業の前に配線の方法を確認。
MSD 6Aの説明書には各社の色々なタイプのエンジンの配線図が載っている。
オイラのMONACO用の配線も「CHRYSLER IGNITION」として載っている。
配線自体は結構簡単そう・・。
しか~し、配線に付いている端子が、なんと裸の平端子。ショートするんじゃない?
さすがアメリカン。大雑把だねぇ。
と関心している場合じゃない。ショートしたら危ないので電源配線はギボシ端子に付け替え。
コイル用の平端子は熱収縮チューブで保護。
デスビのピックアップへの配線は工具箱に転がってたクライスラー純正のコネクタを流用。
これで完璧!?
あっ、コードに貼ってあるタグは自作品。
そしてMSD本体は熱に弱そうなのでホームセンターで買ったアルミ板を加工してヒート・シールドを作成。
MSD本体を取り付けると・・・コんな感じになる。
おおっ、なんかレーシーな雰囲気。
しかし、取付けの前準備に結構手間が掛かる製品だわ。
それでは車両への取付けとまいりましょう。
先ずはコイル。
バルクヘッドに取り付けた方がカッコイイと思ったが、取付け穴を開けるのが面倒なので、オリジナルのコイルと交換。
デスビの横の赤いのがBLASTER 2 COIL。
お次はMSD本体の取付け。
意外とデカいので取付け場所に悩む・・・。
フェンダーの上はスペースがあるのだが、エキパイに近ので熱でヤラれそうなので却下。かと言ってエンジンから遠すぎると配線の長さが足りなくなるし・・・。パズル状態。
で、最終的に落ち着いたのがココ。
エンジンより前方にあるから熱害も少なそうだし、配線長もOK。
さあ、位置が決まったら電源やらデスビ信号やらの配線をつないで取付け完了。
ちなみに・・・
MSDの配線図だと電源ラインはバッテリ直結だが、暗電流を無くすために電源ラインにはリレーを入れてイグニッションOFFの時には電源カットするようにした。もしかするとMSD本体に同様のリレーが内蔵されているのかも知れないが、分からないので念のため。
それと30Aのヒューズも電源ラインに入れた。MSD本体にはヒューズは無いし、MSDの配線図にも何も書いてないのだが、MSD本体がショートモードで故障したらどうなるんだ?配線が燃えるぞ!
あと、MSD本体が逝った時に備えてノーマル配線に戻せるようオリジナルの配線はカットせずに残しておこう。
最後はプラグ・ワイヤの交換。
今までのプラグ・ワイヤを1本ずつ外しで、MSDの赤いプラグ・ワイヤに交換。
やっぱ8.5mmの線は太いわ。純正サイズの白いワイヤー・セパレータではキチキチ。
とりあえずこの状態でエンジンが掛かるかどうかチェック。
セルを回すこと数秒。・・・グウォーンとエンジン始動。オッケー。
ちなみにタコメータの配線はコイルのマイナスからMSD本体のタコ用端子につなぎ換え。
タコメータの種類によっては更に信号変換モジュールが必要になるらしいのだが、オイラのMONACOの後付タコはすんなり動いた。
エアクリを元に戻して作業完了。
赤いコイルはエアクリの下になるから見えん。やっぱバルクヘッドに付ければ良かったかなぁ?まっ、そのうち考えよう。
さてさて、MSDの効果は?
まず感じたのが始動性の良さとアイドリングの安定感が増した事。エンジンがキレイに回ってるって感じがする。
走行時のエンジンの回り方も同様に良くなった。結構イイよこれ。皆が付けてる理由がわかるよ。
ただ点火タイミングはまだ触ってないので、これから最適ポイントを探りながら調整だな。
調整すればもっと良くなりそう。
2009.09.20