「ガツン」て音がするんだよね、運転席のドアを閉める時に。
音の原因は、ドアのラッチとストライカ(ボディ側)とがブチ当たる音。両者の位置がズレているんだわ。
ストライカのブッシュは偏磨耗してクビレてしまっている。
早い話が「ドア下がり」ってヤツだわ。前から判ってんだけどね。
ドア下りの原因はドア・ヒンジのピンの磨耗によるガタ。
古いクルマでは避けて通れない症状。特にドアが重いクルマはね。
本当ならドア・ヒンジのピンを交換するところだが、今回はお手軽な方法で対処しよう。
イジるのは下側ドア・ヒンジ。
とりあえずドアとヒンジの締結ネジを外す。
ネジは3本あるが、全部のネジを同時に外してしまうとドアが不安定になるので、ネジは緩めるが外すのは一本ずつ。
お手軽な方法で用意するのは、厚めのワッシャ。今回は厚さ1.5mmぐらい。
ドアとヒンジの間にワッシャを挟むだけ。こんな感じでね。
ワッシャを挟み込む時は、ヒンジを浮かす為にジャッキでドアを持ち上げる。
一旦、ヒンジのネジを締め、ドアの閉まり具合を確認。チリを合わせるために何度かヒンジ位置を微調整。まっ、オイラのMONACOはチリは気にしていないので、かなり適当。
たかが1.5mmのワッシャだが効果絶大。ドアの閉まり方が格段に良くなった。
クビレてしまったストライカも交換したいなぁ~。部品出るかな??
2010.04.03