今回の足腰強化はリヤのショック・アブソーバの交換。
フロントのショックは「FILE# 66 足腰強化 -その3-」で交換したのだが、リヤはサボっていた・・・。
リヤ・ショックの取付け図。
アッパー側はフレーム、ロア側はリーフ・スプリング固定用のプレートにネジ留めの至って簡単な構造だが、4ドア・セダンの場合はアッパー側の工具スペースが狭く、作業性が悪いのが世の常。
ネジも比較的デカい(3/4インチ)ので「力作業」の部類かな。
これが交換前のリヤ・ショック。
フロントと同じで白いボディ。MONROE製かも?
リヤ・ショックの交換は車体をウマに載せて、腹下に潜っての作業。
交換用の新品はMONROE製の「Gas Charged」。
フロントと同じく、ごくごくベーシックなショック。
腹下で悪戦苦闘すること30分余り、やっとリヤ・ショックが外れた。
青いのが新品のMONROE製のリヤ・ショック。伸びない様にバンドが掛かってる。
悪戦苦闘の原因は、このアッパー側の貫通ボルト/ナット。
案の定、アッパーはナット側の工具を入れるスペースが狭い。その上、ナットがロック・ナット。
おまけにサビで固着していて、そりゃもう固いのなんのって。長尺スピンナーやら電動インパクトを駆使して何とか緩んだけどね。
アッパー側の貫通ボルトの図。
フレームの向こう側にロック・ナットが付くのだが、そのまた向こうにガソリンタンクがあるので、工具のスペースが狭い。
まぁ、キャデラックのフランジ・タイプよりはマシかな。
緩める時とは違って、組み付けはスムースに進行。
左右とも無事交換完了。悪戦苦闘のおかげで作業時間はトータルで2時間。
えっと、床に落ちているのはマフラーパイプのサビ粉。工具がマフラーパイプに当たるとバラバラと舞い落ちてくる。防塵メガネ無しでは作業できません。
交換後は・・・乗り心地は相変わらずフワフワだが、リヤのバタツキが減った気がする。
今回、使用した工具たち。
2010.05.05