「FILE #87 ユニバーサル」でユニバーサル・ジョイントを交換した時、デフのピニオン・シャフトからオイルが滲んでいたのが気になったんだよね~。
前回のデフ・オイル交換「FILE# 50 ドロドロ?サラサラ?」で使ったRED LINEのギヤオイルは100%化学合成オイルだったんだけど、旧車のMONACOには、やっぱり化学合成オイルはキツイのかな~。鉱物油の方が合ってるのかな~。
で、思い立ったが吉日。デフ・オイルを交換した。
冬になって寒くなると絶対にヤル気が出ないだろうから・・・。
交換前には近所を一回り。
デフ・オイルを温めて(デフ・オイルを柔らかくして)からデフ・カバーを外してオイルを排出。
あ~、今回も車の下に潜ってる。最近は潜り作業が多いな~。
前回の交換時にしっかりと液体ガスケットを塗布したので、デフ・カバーはピタリと貼り付いていた。
マイナスドライバーでソーっとコジって剥離。
排出したデフ・オイルは見事にネズミ色。ネズミ色の正体はすごく細かな金属の磨耗粉。
前回のデフ・オイル交換からの走行距離は 900mile。最初は透き通った金色のオイルだったんだけどね。
さて、今回は鉱物油に変更って事で、選んだのは Kendall Special Limited-Slip Gear Lube 80W-90、GL-5。
ATF(FILE #69)に続きデフ・オイルも Kendall 。
やっぱりアメ車にはアメリカのオイルって事で。
このオイル、名前からするとリミデッド・スリップ・デフ用のオイルなのだが、メーカーのHPを見ると API GL-5 指定のオープン・デフにも適合。って載っているのでMONACOに使っても大丈夫だろう。
オイルの必要量は4.5pt。つまり2-1/4qt(約2.1リットル)なので、1qtのボトルを3本用意。
デフへの注油はサクションガンで。
これでピニオン・シャフトのオイル滲みが治まると良いのだが・・・。どうなるかな?
2010.11.07