シングルピストンタイプのブレーキキャリパーはブレーキング時にキャリパー自体が左右にスライドする。
GM車のブレーキキャリパーはキャリパー取り付けボルトをガイドとしてスライドする構造になっていて、キャリパーにはスライドをスムースにするためのスリーブとOリングが組み込まれている。
このスリーブがブレーキダスト等で汚れるとOリングと固着してしまい、キャリパーがスライドできなくなり、結果としてブレーキの引きずり等が発生する。
1万Km毎の掃除(シリコングリス塗布)とブレーキパット交換時にはスリーブとOリングを新品交換。