ピストンにラバーグリスを塗布してピストンダストブーツを被せていく。
ピストンの段の所までピストンダストブーツを被せたら、ピストンダストブーツの鉄の輪を逆方向に戻していく。
ピストンダストブーツがひっくり返り装着完了。
ピストンのシリンダとの接触面にラバーグリスを塗布してピストンをキャリパに押し込む。結構キツい。
ピストンが収まったらピストンダストブーツの鉄の輪をキャリパーに押し込む。押し込むと言うより叩き入れると言った感じ。
キャリパーが邪魔でプラハンは使えないので専用工具の登場。使ったのはLisle製の「Disc Brake Dust Boot Installer」、柄の部分をハンマーで叩く。
両端のボルトがスライドピン、筒状のものがスライドピンスリーブ、大きい方のOリングがスライドピンブッシュ(大がインナー、小がアウター)。各パーツをキャリパーに組み込む際にはシリコングリース塗布。
ブリーダの装着。
今回はエア抜きが簡単にできる逆流防止弁付きの「SPEED BLEEDER」を使用。
ナット部分も純正品よりも厚く、ナメにくそう。
ちなみにナットサイズは純正品の10mmに対して「SPEED BLEEDER」は3/8インチ。
オーバーホール完了
所要時間は約2.5時間。
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