3速ロータリーのシャリィと言えども、バイクにタコメーターが無いのは何とも寂しい。
そこでアマゾンの激安デジタルタコメーターを取付けてみた。しかも燃料計付き。
元々、燃料計を装備している角目シャリィにはうってつけだ。
配線は赤、黒、黄、緑、白2本の計6本。配線図は無し!
一般的に
赤:ACC
黒:GND
緑:点火信号
なので、残る黄色が燃料計だろう。となると、白2本は何の配線・・?
考える事10分。あっ、閃いた。同じ白色の線と言う事はこの2本の線には極性は無い。つまり2本の白線間には極性の無い抵抗を挟めって事か。そうか、燃料センサ信号の可変幅を調整するオペアンプのゲインを決めるフィードバック抵抗をつなげって事だ。
実際、適当な抵抗をつないで電源を入れてみると・・・ビンゴ!
燃料計がEからFまで変化する様に色々な抵抗値を試してみるとシャリィの場合は100Kオームで良さそうだ。
シャリィの点火信号はクランク1回転で1回点火なので、タコの回転数が2倍表示ならないか心配していたが、そんな事は無かった。メーター内でカウントを1/2しているって事だ。
試しに回転数の精度をちゃんとしたテスターと比較してみたが、意外なことにかなり正確。但し、回転数の増減変化に対する追従性は遅い。
しかし、最大の欠点は周囲が明かるい昼間は数字の視認性が極めて悪い。即席でバイザーを付けてみたが・・・う~ん、見えない。
走行中のタコの動き