Chaly FILE#008 ミッション4速化その4

シフトアーム交換

ミッション本体の交換だけじゃ、ダメなんだ。

  • 4速化で必須のシフトアームの交換。これは3速用
  • 根元のリターンスプリング。
  • 素手でバラせます。
  • 4速用のシフトアーム。新品が買えます。
  • 左が3速用、右が4速用。4速用はシフトドラムを回すツメの間隔が微妙に狭い
  • シフトアームの交換完了。
  • クランクケースに差し込む。
  • シフトストッパーも4速ロータリー用に交換。左が4速用、右が3速用。
  • シフトストッパーの先端の円盤がシフトドラムを押さえつけて、ギヤが勝手に変わらない様になっている。

右ケース内組立

諸々のパーツを組み込んでいこう。

  • クラッチセンターガイドとプライマリードライブギヤも異常は無いので再利用。
  • キックスピンドルのリターンスプリングとストッパーをケースにはめて。
  • オイルポンプは純正を再利用するが、ガスケットは交換。
  • ポンプカバーのガスケットと
  • ポンプボディのガスケット。
  • ナメた時に備えてポンプカバーのビスも新品を手配していたので交換。
  • オイル流路にゴミが入らないように注意しながらオイルポンプをクランクケースに取付け。
  • プライマリー・ドリブンギヤを取付けると、クランクケースらしくなってきた。クラッチは新品ディスク待ちなので後回し。

ヘッド回りの掃除

バラしたついでにヘッド回りの掃除。

  • 手始めに燃焼室のカーボン。
  • エンジンコンディショナーを吹いてカーボンが溶け出したところでウエスで拭き取り。
  • 今回はこんなもんで十分だろう。何れハイカムでも組む時に徹底的にやろう。
  • ピストントップのカーボンも・・
  • エンジンコンディショナー攻撃。
  • 「IN」の鋳文字が読めるようになったので、これで良し。
  • 今回はヘッドは開けないが、ガスケットを剥がすついでにシリンダー共々掃除しておこうかね。
  • こんなもんだろう。
  • シリンダーの固着したノックピンは適当な太さのドリルを芯にしてプライヤーでグリグリして抜いた。
  • さすがに30年も経つとオイルのリターン流路のＯリングは終わっていた。
  • シリンダーの掃除完了。
  • 純正72ccシリンダーです。
  • ヘッドの右カバーや、
  • 左カバーも残ったガスケットを剥がして組立てに備える。

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